独立したからこそ得られた、家族、お客様、従業員との大切な時間
【プロフィール】
26歳で株式会社アールディーシーにアルバイトとして入社
ラーメン事業に従事し、社員へ昇格
約10年にわたり店舗責任者として6店舗の立ち上げ・運営を経験
2012年5月、独立を前提に株式会社優勝軒に転籍
2012年8月、優勝軒上尾店のFCオーナーとして独立
26歳のときにアルバイトで株式会社アールディーシーに入社し、10年近くラーメン事業に従事しました。ここで身を立てようと必死に働き、社員となり店舗責任者へ昇格。いくつもの店舗運営を経験し、お客様や従業員との関係性の築き方など社会人としての基本を学ばせてもらいました。前々から「自分の店を持ちたい」という思いがあり、「そろそろ独立を」と考えていた時期に、関連会社として株式会社優勝軒が設立。独立を支援するフランチャイズ事業がメインだったので、その制度を利用して独立することを前提に優勝軒に転籍しました。
3カ月間、引き継ぎ予定の優勝軒上尾店で店長業務をしながら、独立に向けた準備を進め、2012年8月に独立。独立後、一番変わったことは「自分の意思がすべてに反映される」ということです。何もしなければ売上は上がりませんが、努力すれば結果もついてきます。ポスティングで告知を増やしたり、お客様とコミュニケーションをとってリピート率を高める工夫をしたり、様々な取り組みを行っています。今では、ありがたいことに3人の常連客がいらっしゃって、プライベートでも付き合いがあり、自分が働くモチベーションの一つになっています。
日々の仕事が自分の収入に直結するため、休みもほとんどなく働いていますが、その一方で家族と過ごす時間も増えました。妻が仕事を手伝ってくれて、子供も保育園が終わったらお店にきてくれるので、毎日休憩時間に一緒に戯れています。自分の中で「仕事」と「家庭」という区別はなく、すべてが自分の大切な時間であり、思い通りの生活が実現できています。今後の目標は、現在働いてくれている2名のアルバイトスタッフを育て、それぞれに店舗を持たせることです。従業員も家族のように大切な存在なので、彼らと一緒に店舗を増やしていきたいですね。