こんにちは。
ユーチューバーの「かてぃん」さんが、ついにチャンネル登録者数120万人を達成しました！この異色の東大卒ユーチューバー、角野隼人さんは正統派のピアニストでもいらっしゃいます。彼の凄さをお伝えします。
かてぃんさんについて
引用元: ymm.co.jp
本名
角野隼斗（すみのはやと）
生誕日
1995年7月14日
出身地
千葉県八千代市
学歴
開成中学校・高等学校卒業
東京大学工学部卒業
東京大学大学院情報理工学系研究科修士課程修了
ジャンル
クラシック、ジャズ、ポップス、音楽全般
職業
ピアニスト、作曲家、編曲家、ユーチューバー
活動期間 2018年 –
事務所 イープラス
受賞歴（抜粋）
2017年 第18回ショパン国際ピアノコンクール in ASIA 「大学・一般部門」金賞・特別優秀賞・ソリスト賞受賞
2017年 第27回日本クラシック音楽コンクール大学男子の部第3位
2018年 第42回ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリ、文部科学大臣賞及びスタインウェイ賞受賞
2019年 リヨン国際ピアノコンクール第3位
登録者数120万人突破！
引用元: yomiuri.co.jp
角野隼人さんは「Cateen かてぃん」というYouTube名ですでに2011年からユーチューバーをされています。
当時角野さんはまだ高校一年生で、jubeatなどのゲームのプレイ動画やゲーム音楽の動画を投稿していたそうです。
2019年春ごろからYouTubeで自身のさまざまな音楽を発信するようにな理、今に至っています。
ジャンルは、クラシック・ゲームミュージック・国内外のポピュラー音楽、ジャズなどさまざまで、自身の即興演奏や、自分で編曲、作曲した音楽を積極的にYouTubeにあげています。
2023年3月に、ついにチャンネル登録者数はが120万人を超え、総再生回数も1億4800万人を超えました。
東大卒
引用元: mainichi.jp
そんな、ユーチューバーとしてじわじわと、登録者を伸ばしている角野隼人さんですが、実は上のプロフィールでもお分かりだと思いますが、学歴だけ見ると、開成高校から東大工学部へストレートで入った、いわゆる「エリート」街道をまっしぐらの秀才です。
なんで「エリート」がユーチューバーに？
引用元: ontomo-mag.com
では、なぜそんな「エリート」街道をまっしぐらの秀才が、ユーチューバーになったのかと言いますと、一言で言うと、それが、彼が心からやりたい事だったからです。
角野隼人さんはもちろん、そこまでがむしゃらに勉強しなくても、東大に入れるくらいの、人並外れた明晰な頭脳の持ち主でしょう。ですから、入れるんだから、入っておこう、という感じで開成中学からエリートコースを選んだんだと思います。
でも、ピアノ教師の母親の影響で、3歳からピアノを弾いていて、音楽への興味はずっと消えなかったんですね。
正統派ピアニスト
音大を出てない
さあ、では、そのピアノのレベルはどうかというと、上⇑の受賞歴を見ていただければお分かりでしょうが、ピティナ・ピアノコンペティションで特級グランプリを受賞されたり、リヨン国際コンクールでも3位入賞している「超一流」の腕前です。
角野隼人さんは、大学進学の時に、東大にするか、芸大にするか、迷ったのだそうです。
で、ピアノは、音楽大学に行かなくても続けられるので「じゃあ、とりあえず東大へ行っておこうか」といことで、と東大の方を選択されたのだそうです。
引用元: yomiuri.co.jp
まあ、角野隼人さんは天下の金子勝子氏（日本で一番有名なピアノの先生の一人です。上手い人しか弟子にしません）に6歳から師事しているので、ピアノの才能もすでに6歳の時から秀でていたんですね。
１浪や２浪しても、東大に入れない人や、芸大に入れない人だっている中で、そのどちらにも楽々入れる実力があったからこそ、どっちにするか悩んだんですね。
天才には、天才の悩みがあるんだなあ、と思いました。うらやましい！
引用元: ameblo.jp / 右から金子勝子さん、角野隼人さん、角野未来さん
ショパンコンクール
私が角野隼人さんを生で聴くことができたのは、2021年にワルシャワで開催された「ショパンコンクール」でした。セミファイナルまで進んで、あの、2位に入賞した反田恭平さんと同じ日に同じステージで、全く甲乙つけ難い、素晴らしい演奏でした。
角野隼人さんは、ファイナルに行くにふさわしい演奏をしたにも関わらず、ファイナルに行けなかったコンテスタントの一人です。
単純に言って、バランスの関係から日本人を2人以上ファイナルに行かせたくなかったんだろうなーと思います。
反田恭平さんについてはこちらをどうぞ⇓
ショパンコンクールは、その辺の国際コンクールより、レベル的に高目で、セミファイナルまで進むピアニストは、みなさん素晴らしく、すでに、ソリストとして実績のある演奏家ばかりです。
YouTubeで忙しくしていながらも、セミファイナルまで進んだのは、偉業としか言いようがありません。
グローバルな音楽の捉え方
引用元: ontomo-mag.com
角野隼人さんのすごいところは、彼のジャンルにとらわれない、グローバルな音楽の捉え方だと思います。
例えば東大では、「東大ピアノの会」とバンドサークルの「東大POMP」に入って、その頃から、クラッシックとポップスの二刀流だったのですね。
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そして東大在籍中にも、音声情報処理（特に音源分離）の手法や、機械学習を用いた自動採譜と自動編曲について研究したり、はっきりいって「音楽」関係のことを研究されていました。
ずーっと音楽が自分の生活の中心にあったことには、代わり無かったのですね。
また、すごいのは、あの、有名なパリの音響音楽研究所「IRCAM」にも大学教示の推薦で留学していて、そこで音楽情報処理の研究を半年間されています。
私も作曲の勉強で「IRCAM」には行きましたが、たった２ヶ月でした。
う、うらやましい….
まとめ
「かてぃん」さんのこれからの、ますますの活躍が注目されますね！
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