樋口新葉【燃え尽き症候群】克服し復活戦3位【楽しむ】を一番にリスタート

樋口新葉【燃え尽き症候群】克服し復活戦3位【楽しむ】を一番にリスタート

樋口新葉【燃え尽き症候群】克服し復活戦3位【楽しむ】を一番にリスタート

こんにちは。

樋口新葉さんは、2023年7月に288日ぶりに競技への復帰を果たし、アクアカップで、堂々の3位に食い込みました。

10ヶ月に及ぶ充電期間は樋口新葉さんにとっては貴重な時間で、自分を見つめ直す良い機会になり、順調なリスタートとなりました。

そして、11月のNHK杯や、12月の全日本選手権でもに堂々と滑り切り、確実に自信につながったそうです。

樋口新葉さんが、どうやって「燃え尽き症候群」を克服したのかに迫ります。

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樋口新葉さんについて


引用元: nikkansports.com

樋口新葉さんのプロフィールはこちらをどうぞ⇓

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北京オリンピックでの快挙


引用元: nikkansports.com

樋口新葉さんの2017-18年シーズンの目標は、平昌オリンピックの女子シングル・日本代表に選ばれて、オリンピックに出場することでした。

ですが、平昌オリンピックの最終代表選考会である全日本選手権で、ミスと怪我のために4位に沈んでしまい、惜しくも平昌オリンピックへの出場を逃してしまいました。

それから、4年間、怪我や、不調などの試練を乗り越えて、それどころか、トリプルアクセルという大技も飛べるようになり、パワーアップして見事に北京オリンピックの出場権を獲得しました。

それだけではなく、個人では5位に入賞という大健闘。

そして、団体戦では、トリプルアクセルを成功させ、日本チームを銅メダルに導きました。

念願の団体戦初メダルとなる快挙を成し遂げたことへの達成感は、樋口新葉さんの中でもハンパなかったことでしょう。

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疲労骨折から「充電」へ


引用元: instagram.com

2022年の北京オリンピック後、樋口新葉さんは、右腓骨疲労骨折で、しばらく国際大会を欠場せざるを得ませんでした。

その怪我の回復が思わしくなかったこともあり、2022年9月のロンバルディア杯をもって、樋口新葉さんは2022-23年シーズンを休むことに決めたのでした。

樋口新葉さんはその当時

「新たな目標、モチベーションをなかなか確立できない」

「気持ちが入らない」

といった、いわゆる「燃え尽き症候群」に陥っていたのですね。

充電期間が必要だったのです。

3歳でフィギュアスケートを始めてから、ずっと走り続けてきたのです。その19年間、常に、

「普通の生活」

を犠牲にしてきたわけです。

だからこそ、その充電期間に、今までできなかったことを、たくさんやりたかったのですね!

まず、やりたかったのが

朝、起きたい時に起きるだらだらした生活

お友達と行きたいときに食事に行く

でした。

競技をしている時でも、たまに、友人と食事に行ったことはありましたが、常に、頭の片隅で、スケートのことを考えていたのだそうです。

あとは、

ゴルフのコースに初めて出てみたり

ホノルルマラソンにも挑戦したし、

金髪に染めたり。

でも、樋口新葉さんにとって、一番大事だったのは、

本当の意味で大学生らしい生活

が、新鮮で大切だったのだそうです。

それもそれで、やってみて楽しかったけれども、今、競技の世界に戻ってみると、

やっぱり規則正しい生活は自分に合ってる

と思えたのだそうです。

燃え尽き症候群を乗り越えリスタート


引用元: nikkansports.com

そんなこんなで、ほぼ10ヶ月競技生活から遠ざかっていた、樋口新葉さんでしたが、2023年3月の末から、またトレーニングを始めたのだそうです。

そして、面白いことに、ジャンプが飛べなくなっていたので、全てのジャンプを、ゼロから習得しなければならなかったのですが、それが

新鮮

面白い

と思えたのだそうです。

また、スケーターって、誰でも、ジャンプにちょっとした変な癖がついてしまうらしいのですが、競技中は、トレーニングをやめることができないので、なかなか、その悪い癖を取り除くのが難しいのだそうです。

でも、樋口新葉さんは、ずべてのジャンプをゼロから習得し直す羽目になったため、基本に返って、変な癖のない、より良い形のジャンプが飛べるようになったのだそうです。

karasu
充電期間って
いいねー!
だから、樋口新葉さんは、充電をすることによって、「燃え尽き症候群」を克服することができただけではなく、より良い形のジャンプを身につけることができたのです。
devy
やったー
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復活戦3位


引用元: nikkansports.com

そんなこんなで、樋口新葉さんは、準備期間が経ったの3ヶ月しかなかったのに、その間に、

規則正しい生活を取り戻し、
ダイエットにも成功し、
アスリートの体に戻り、
そして、ジャンプの習得にも成功したのでした。

そして、千葉で行われた「アクアカップ」にて、堂々と3位入賞を果たしました。

今まで、マスターしていた3回転ジャンプは、ほぼ、全種類飛べるようになりました。

でも、大技の「トリプルアクセル」の練習はまだメニューに入れていません。

なぜかというと、樋口新葉さんは、充電期間後のトレーニングで、

「楽しむ」

ことの大切さを痛感したからです。そして、これからは

「自分で楽しむことを一番に」

考えたいと心に誓ったのです。

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NHK杯と全日本選手権でも確実な手応え

NHK杯

そして、2023年11月のNHK杯では、復帰後、練習でもまだ着氷できていない大技、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に挑みました。

練習でまだ飛べてないのに、プログラムに入れてくるとは、すごいですよね!

残念ながら、NHK杯のフリーでは、回転不足から転倒してしまい、、トリプルアクセルは失敗。

ですが、気にせず、その後も樋口新葉さんらしく力強くプログラムを滑りきりました。

試合後には

ここまで戻せるとは思わなかった。

課題はあるが、演技としてはよかった

落ち着いて滑れた。

刺激をもらえた

引用元: yomiuri.co.jp

と、微笑む姿が印象的でした。

全体では9位でした。

全日本選手権

2023年12月に行われた、復帰後初めての全日本選手権では、まず、ショートプログラムで15位につけました。

2年ぶりの全日本選手権大会ということで、まずまずの出来です。

その後のフリーでは、冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)こそ転倒したものの、3回転ルッツ―トウループの連続ジャンプなどを見事に着氷しました。

自分のフリーでの演技に満足した様子で、次のようにインタビューに答えていました。

演技としては、自分らしい演技ができた。

ここ(全日本)で滑れてほっとした。

けがなく終われて良かった

最後まで諦めないでできた

復帰シーズンでここまで(状態を)上げられたことは自信につながった

今の目標は、シーズン中にトリプルアクセルがまた着氷できるようになることだそうです。

おわりに


引用元: instagram.com

樋口新葉さんは、2023年春に明治大学を卒業したので、時間的にも、今は余裕が出てきて、トレーニングに集中できるので、良い感じなのだそうです。

樋口新葉さんのファンである私としては、

オリンピック出場

メダル獲得の夢

がもう叶っちゃったから、

「もしかして、このまま、モチベーションが戻らないのかなー」

と少し思ったりもしていましたが、また競技の世界に戻ってきた樋口新葉さんのメンタルって、すごく強いと思います。

特に、フィギュアスケートの世界では、樋口新葉さんは、引退してもおかしくない年齢に差し掛かっていますもんね!

でも「もう一回チャレンジしてみようかな?」って思えるようになったって、すごいことだなーって思います。

もうそれだけで尊敬します。

競技は、怪我のない無理のない範囲でやってくださいね!

「楽しむ」ということを第一に!

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