こんにちは。
日曜朝の情報&ワイドショー番組「ワイドナショー」(フジテレビ系)のワイドナティーンとしておなじみの神谷侑理愛さん。
ロシアと日本のハーフでめっちゃ美少女、モデルとしても活躍しています。
そんな神谷侑理愛さんは、日本語、ロシア語、英語の3ヵ国語を話せるトリリンガルなのだそうです。
日本では珍しいトリリンガル!
そこで、
神谷侑理愛さんはなぜ3ヶ国語を話せるようになったのか?
そしてその3カ国後のレベルは、本当にネイティブ並みなのか?
を欧米のトリリンガルの定義と比べて、検証したいと思います。
神谷侑理愛さんについて
神谷侑理愛さんのプロフィールや家族構成はこちらをどうぞ⇩
神谷侑理愛はなんでトリリンガルなのか
引用元:x.com
神谷侑理愛さんのお父さんは若い頃アメリカの大学に留学していました。
そのアメリカの大学で、医師になるために学んでいた美しいロシア人の女性と出会いました。
そのロシア人の女性が神谷侑理愛さんのお母さんで、彼女はすでにロシアで弁護士資格を取っていました。
神谷侑理愛さんのお父さんはその美しいロシア人の女性に恋をして、猛プッシュをしたのだそうです。
神谷侑理愛さんのお父さんの猛プッシュが功を奏して、2人ははれて結婚して、2人は日本に引っ越しました。
神谷侑理愛さんのお父さんはロシア語ができません。
神谷侑理愛さんのお母さんは日本語ができません。
つまり、2人の共通の言語は英語だけだったのです。
そして面白いことに、神谷侑理愛さんのお母さんは日本に引っ越してから20年経ちますが、いまだに日本語ができません。
なんで神谷侑理愛さんのお母さんが日本語を話せないかは、こちらをどうぞ⇩
そして、神谷侑理愛さんは生まれた時から、
お父さんとは日本語で話し、
お母さんとはロシア語で会話をしていました。
ロシア語の習得は母から
侑理愛さんのお母さんは、しっかりした方で、侑理愛さんとロシア語で会話をしていただけではなく、ロシア語の読み書きも教えていました。
私は、ヨーロッパでの生活が長いですが、バイリンガルの子供達でも、
「会話はできるけど、読み書きはできない」
というケース結構あります。
その言語の補習授業校に通わせるか、親が自分で教えてあげなければ、日本に住んでいながらの、ロシア語の読み書きの習得は不可能です。
だからお母さん偉いです!
英語の習得は日常の両親の会話から
引用元:x.com
と不思議になりますよね。
神谷侑理愛さんのお父さんにとっても、お母さんにとっても、英語は外国語です。
でも、2人ともアメリカの大学で場なんでいたので、流暢な英語を話せます。
そして、2人の共通の言語は英語だけです。
だから神谷侑理愛さん自身は話す必要はなかったのですが、両親の会話は英語なので、毎日両親の英語での会話が耳に入ってきます。
確かに、両親の会話を聞いているうちに、自然と英語の意味もわかるようになってきますよね。
そのうち学校でも英語の授業が始まり、読み書きも習うので、英語の習得も早かったのですね。
神谷侑理愛は本当に3ヶ国語がネイティブレベル?
日本語
神谷侑理愛さんは、東京生まれの、埼玉県育ち。
そしてお父さんは日本人。
日本の普通の義務教育を受けて高校まで卒業しています。
だから、日本語が普通にできますし、本人が言っていますが、やはり、日本語が一番できる言語だそうです。
2023年3月に渋谷クロスFMに出演した時に、MCのMC 薄倉里奈さんから
一番馴染みがあるのは日本語ですね。やっぱり。
引用元: 【デジバズ!】2023.03.09放送分 / youtube.com
と語っていました。
トリリンガルといっても、全ての言語が同じくらいパーフェクトにできるわけではなくて、
人には「利き腕」があるのと同じで、
「利き言語」
というのもバイリンガルやトリリンガルの人たちにはあリます。
で、神谷侑理愛さんの場合は
「”利き言語”は日本語」
ということになります。
ロシア語
ロシア語は、神谷侑理愛さんのお母さんの言語でまさに
「母国語」
もちろん、神谷さんのような、お母さんが外国出身の家庭でも、バイリンガルに育たないハーフの子供たちはたくさんいますが、神谷侑理愛さんのお母さんの場合は、
「日本語ができない」
ということが大きな利点になり、自分の子供とは徹底してロシア語でしか会話をしなかったのですね!
ですから神谷侑理愛さんのロシア語の発音はネイティブ並みの、訛りのない発音でしょう。
それに付け加え、お母さんは、読み書きも教えてあげたということで、素晴らしいです。
英語
英語は、両親の唯一の共通の言語。
ですが、どんなに流暢に話せるといっても、
ロシア人の英語はロシア訛りの英語で
日本人の英語は日本訛りの英語です。
これは、どんなに流暢に話せても、語学の専門家が聞いたら、即座にわかります。
ですから、2人にとって外国語である、2人の英語を日常的に聞いて育っても、美しいネイティブの英語の発音は身につきません。
だから、流暢な英語を話せるようにはなっても、ネイティブ英語ではありません。
また、神谷侑理愛さんは、英検2級の保持者です。
その2級の試験の時に
「ヒヤリングがめっちゃ高得点だった」
といっているので、他はそんなに高得点ではなかったということになります。
そして
「まだ1級は持っていない」
ということですので、英語力はあるけど、生活するのに困らない程度であって、ネイティブ並みの英語ではない
ということになります。
バイリンガルやトリリンガルの定義の日本と海外の違い
日本のバイリンガルやトリリンガルの定義
引用元:x.com
そもそも、バイリンガルの厳密な定義や基準はないのだそうです。
ある人は2つの言語がネイティブレベルの人だけがバイリンガルだと言い、
別の人は生活や仕事で問題なく2つの言語が使えたらバインガルだと言います。
引用元: ssup.school
欧米諸国のバイリンガルやトリリンガルの定義
私は海外生活が長いのですが、欧米では
バイリンガルやトリリンガルは
両親の母国語、もしくは幼児期の日常生活での言語(例えば住んでいる現地の言葉)が2つ、もしくは3つあって、その言葉全てを話せる子供
のことを指します。
つまり上の例だと
なぜかというと、日本での定義を欧米に当てはめてしまうと、欧米のほとんどの人が、バイリンガル、もしくはトリリンガルだからです。
ここドイツでも、ティーンから老人まで、まず、英語の話せない人はいません。
大卒の人の多くは、スペイン語、フランス語、ロシア語など、もう1カ国後くらいは普通に話せます。
だから、日本のバイリンガル/トリリンガルの定義を欧米の人たちに当てはめるとしたら、
大人のほぼ全員がバイリンガル、
また、少なくとも3分の1以上の大人がトリリンガル
となってしまいます。
ですので、バイリンガルもトリリンガルも、
本当に幼少期に、2ヶ国語、または3ヶ国語の環境に置かれていて育ち、どの言語もネイティブレベルの美しい発音で話せる人にしか、当てはめられません。
神谷侑理愛は欧米の基準ではバイリンガル
引用元:x.com
というわけで神谷侑理愛さんは、欧米の基準で行きますと、日本語とロシア語のバイリンガルです。
上記の通り、欧米では、みんな神谷侑理愛さん程度には英語ができます。
私は
だから、通常、日本の英検2級程度では、ヨーロッパでは、英語が話せるうちに入りません。
実際、いざ、深い話をするとなると、会話が成り立たなくて苦労している日本人を、たくさん見ています。
その点、神谷侑理愛さんの場合は、発音がネイティブでなくとも、日頃の両親の会話を聞いているので、英会話の力はすごくついていると思います。
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おわりに
とにかく、神谷侑理愛さんは、日本に住んでいて、ロシア語がネイティブレベルなだけでも、十分すごいです。
バイリンガルの人たちは、脳が柔軟なので、3つ目、4つ目の語学の習得もとても早いです。
だから、どこに行っても誰とも会話をすることができて、人生楽しいだろうなーと思います。
私の子供も日本語とドイツ語のバイリンガルですが、確かに、英語、イタリア語、ロシア語と、他のいろいろな言語も話せます。
言葉を覚えるのが、簡単そうで、うらやましです。