こんにちは。
連続ドラマ「風間公親-教場0-」(2023年、フジテレビ)のストーリーや、登場人物の設定への「違和感だらけ」が「ここまで雑な脚本は久しぶり」などと、逆に話題になっています。
木村拓也さん主演で、赤楚衛二さん、新垣結衣さん、北村匠海さん、白石麻衣さん、染谷将太さんなど、豪華俳優陣の共演とあって、前評判は高かったのですが、ここへきて「教場つまらない」がトレンド入りしています。
そこで、今回は第4話までで話題になっていた「風間公親-教場0-」での「違和感」を総まとめしてみました。
ドラマ「風間公親-教場0-」について
引用元: twitter.com / 諏訪結衣(隼田ゆかり役)
このドラマの原作は長岡弘樹氏の小説『教場』シリーズ(小学館出版)で、2020年と2021年の新年にスペシャルドラマ「教場」と「教場II」が放送され高視聴率を叩き出していました。
2023年4月期の連続ドラマ「風間公親-教場0-」では、時をさかのぼって、風間公親の県警本部捜査一課の刑事指導官時代が描かれます。⇓
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刑事指導官、風間公親役の木村拓也さんのところへ、赤楚衛二さん、新垣結衣さん、北村匠海さん、白石麻衣さん、染谷将太さんが研修生として、2話ごとに入れ替わりで登場しました。
話題になっている「違和感」とは?
今回のドラマ「風間公親-教場0-」では、第一話から、ストーリーや、登場人物の設定への違和感が数多く指摘されていて、おもしろいです。
ちなみに今回は、第4話までに浮かび上がってきた違和感をまとめています。
風間公親が今も昔もほぼ同じ
今回のドラマは、主役の冷酷無比な鬼警官、風間公親の昔がどうだったのかに興味を持っていた人も多かったのですが、登場した昔の風間公親が、スペシャルドラマの時と全く変わり無かったので、
「あれ?」
「昔はそれほどまででも無かったのに、何かがあって、あそこまで冷酷無比な鬼警官になっちゃったのかも」という想像は、第一話から消えて
「全く今も昔も変わりないじゃん」
と違和感をもった人も多かったようです。
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ダイイングメッセージが一筆書きの犯人の名前「日中弓」
引用元: twitter.com
第一話で、若手刑事谷本進一役の濵田崇裕さんと尾山柔刑事役の
結木滉星さんが、研修生赤楚衛二役の瓜原潤史さんに、ダイイングメッセージのトリックを説明します。
引用元: tver.com
日中弓は、一筆書きでかける。
タクシーの走ったコースだ。
被害者はタブレットの地図を見ながらコースを支持した。
つまり、被害者は、殺されるかもって予感して、犯人の名前を地図の上に残したわけね。
彼女はこれを見せられて、犯行を認めたわけ。
引用元: xcom
このトリックには、視聴者から
「こんな時間のかかることしなくても、もっと簡単にダイイングメッセージ残せる方法あるでしょ?」
というツッコミが多数ありました。確かに、殺されるかもって思ったら、自分のスマホでさっさと誰かに犯人の名前を送った方が早いですよね。
それか、私だったら、殺されるかもと思ったら、さっさとタクシーを降ります。
タラタラと何分もかけて、タクシーの走行履歴で地図に一筆書きで「日中弓」と書かせている途中で、刺殺されてたかもしれないですし。
あと、
「日中弓」はそもそも一筆書きでは書けない!
と言っている人もいました。
確かに、「日」から「中」の字に移る時、、「日」の字のどこかの線を2度通らないと、そのまま「中」の字へ行くことはできませんね!
すごっ!
市原隼人が体力がない元警察官役
引用元: tver.com / 犯人益野役の市原隼人さん
あと、第一話で俳優の市原隼人さんが、
元警察学校生で、体力がなくて他の学生についていけなくて警察官になるのを断念した益野という犯人役
だったことに、大きな違和感を感じる人も多かったようです。
なぜかというと、市原隼人さんは、筋肉モリモリの、体力ありそうにしか見えない俳優さんだからです。
引用元: mdpr.jp
役者設定が雑と思われても仕方ないです。
女性が死体を軽々担げる?
引用元: tver.com /犯人の佐柄美幸(宮澤エマ)
第2話でも、犯人の佐柄美幸(宮澤エマ)が、道端で被疑者を撲殺して、軽々と担いで車のトランクへ入れて運んだり
濃霧注意報が出るほどの霧が偶然突然かかって、目撃者が出なかったとか
ストーリーが雑で不自然すぎるという指摘がありました。
あと、
なんで、研修生の瓜原(赤楚衛二さん)は、わざわざ息子や小学生が見ている状況で、犯人の母親、佐柄美幸を問い詰めたのか
という違和感も残ります。
多分、普通の現場だったら、子供達の目を気にして、そんな自白のさせ方しませんよね。
なんで無断で早退する?
引用元: twitter.com
第3話で、小学4年生の娘を持つシングルマザーの研修生、隼田聖子(新垣結衣)が、子供が熱を出したので、無断で早退します。
捜査一課の研修生の新垣結衣さんの娘役を演じた諏訪結衣さんについてはこちらをどうぞ⇓
どんなところに勤務していても、一般常識として、勤務中の無断早退は、ダメですよね。
それが、こと、捜査一課の研修生となれば、
絶対に、無断早退は、ダメでしょ?
と誰もが思ったと思うのですが、結果的には、それがバレても、無断早退したことに関しては、なんのお咎めもありませんでした。
冷酷無比の鬼教官が、無断早退をとがめない事は、違和感だらけです。
キムタクがガッキーには甘すぎる
引用元: tver.com
第1話、第2話で、風間(木村拓也)が研修生の瓜原(赤楚衛二)へは、冷たく、厳しく当たり、時には拳銃を瓜原につきつけるなどのパワハラをしていたのに、なぜか、第3話の研修生隼田聖子(新垣結衣)にはかなり甘かったことにも、違和感を感じる人が多いみたいです。
シングルマザーが捜査一課の刑事を選ぶのか?
引用元: twitter.com
そもそも、子ども思いのシングルマザーが捜査一課の刑事を選ぶ?
というのも不思議です。
刑事という仕事が、どんなに不規則なハードな仕事かは、刑事になる前から想像できます。
小学4年生の子供を、仕事中ずーっと一人で家に置いておくことには、違和感しかありません。
病み上がりで、まだベットに寝ている子供を、一人にして仕事に行くのも、ちょっと無理がありすぎだと思います。
シッターを頼むとか、友達に来てもらうとか、それくらいしないと。
なぜ、風間(木村拓也)が、隼田聖子(新垣結衣)には甘いのか、そしてなぜ、シングルマザーが捜査一課の刑事を選んだのか、
については、最後まではっきりと解決されませんでした。
孤立出産の設定に無理がある
第4話では、犯人役のめるるさんが、被害者の家の大きなお皿に出産したから、床から液体が検出されなかったという、トリックでした。
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犯人が被害者を撲殺したから、興奮して産気づいてしまい、突然一人で産まないといけなくなったわけですが、
そんなに冷静に、一滴も床に体液を垂らさずに、サクッと産めないよ
という意見がネットでは多かったです。
初産ですから、まだ、産んだこと一回もないので「お産」ということ自体がどうなるのか、さっぱりわからない状態、。
一人でそれをやり遂げるには無理があります。
それに、特に初産の場合は産んだ後、ヘトヘトで、しばらく起き上がるのも、歩くのも大変なのに、生まれてすぐに赤ちゃん抱いて、バスで家に帰ったという設定にも違和感があります。
それから、赤ちゃんの火傷も、そんなに都合良く、アルファベットも4文字がはっきり読めるように、烙印できる物でしょうか。すごーく無理がありますねー。
まとめ
というわけで、いろいろ違和感だらけの連続ドラマ「風間公親-教場0-」ですが、豪華共演者であることには変わりないので、ツイ見ちゃいます。