こんにちは。
モデルのpecoさんは2022年にカミングアウトした今は亡きryuchellさんと離婚し、当時は、「LGBTQ離婚」と騒がれていました。
離婚後の当時、ryuchellさんに、男性ファンが急増したと、ryuchellさんが自分で生前に話していました。
今回は、pecoさんの当時からのすごいところをお伝えしたいと思います。
ryuchellさんがカミングアウト
引用元: nikkan-gendai.com
pecoさんとryuchellさんは2016年にご結婚され、2018年には長男のリンクくんが誕生しています。
けれども、2022年に離婚を発表しました。
当時ryuchellさんはこう明かしています。
“夫”らしく生きていかないといけないと自分に対して強く思ってしまっていました。
本当の自分”と、”本当の自分を隠すryuchell”との間に、少しずつ溝ができてしまいました
引用元: インスタグラム
ryuchellさんは、小中学生の頃から、かわいい物が好きで、セクシャリティのことでからかわれてきたそうです。
自分が「プリンセスだと信じて疑わなかった」そうです。
高校生になってから、母親に
「僕は、本当は男性が好きなんだ」
とカミングアウトしたそうですが、
「育て方を間違えた」
と言われてしまったそうです。
ryuchellさんにとっては、お母さんの存在はとても大事で、母親をカミングアウトしたことで失うのは嫌だったので、すぐに
「ウソだよ。男の人が好きって言ったけどウソだよ」
と笑顔で嘘をついたのだそうです。
でも、実はryuchellさんの母親は理解のある方で
「沖縄はいいところだけど狭い社会だから、あんたは東京に行って自由に行きなさい」と上京することを勧めてくれたそうです。
一度は勇気を出してカミングアウトしたのに、否定的なことを言われ、また自分の内面を隠してしまったryuchellさんでしたが、お母さんは、ryuchellさんのカミングアウトが嘘では無いことをちゃんと見破っていて、でも、この沖縄の狭い社会では、ryuchellさんは辛い思いをするだけだと思い、都会に行くことを勧めてあげたのですね。
その後、上京して、pecoさんと知り合います。
pecoさんは、ryuchellさんが初めて好きになった女性なんだそうです。
学生時代は、まさか自分がいつか女性を好きになるなんて思っていなかったそうです。
2018年に、長男のリンクくんが誕生した時、ryuchellさんは、ぺこさんとリンクくんの名前のタトゥーを両腕に入れて、話題になっていました。
LGBTQ離婚とは?
引用元: nikkan-gendai.com
LGBTQが何かについては、こちらをどうぞ⇓
世の中には、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーなどのように、さまざまな性的な枠組みがありますが、実は、この中の、どれにも当てはまらないと感じる人や、どれに当てはまるのか、自分でもまだはっきりわからない人もいます。
そういう人たちへの、「はっきり、どれかに決めなくていいんだよ。
すぐに決めなくていいんだよ」という思いから、クィアまたはクエスチョニングの頭文字をとった、Qが、新たに加えられることになったのでした。
ryuchellさんの場合は、幼少期は、学生時代は、女の子っぽい物が好きで、好きになるのも男の子だったのということから、内面に、トランスジェンダー的なものを秘めていたのだと思います。
引用元: instagram.com
「好きになるのが男性」ということだけをとったら、表向きには「ゲイ」となりますが、ryuchellさんの場合は、一般的に言われる「ゲイ」とはまた少し違うニュアンスが含まれてくると思います。
そして、pecoさんに出会い
「生まれて初めて女性を好きになった」
ということから、
「じゃ、バイセクシュアルってこと? それとも性的指向が変わって、その時はゲイではなくなったってこと?」
という疑問が浮かび上がりますが、実は、性的指向は、ずっと変わらないわけでは無いので、ryuchellさん本人の中でも、いろいろはっきりとわからない、さまざまな感情や、葛藤があったのだと思います。
だからこそ、ryuchellさんが、本当の自分を見つけて、自分に正直に生きようとカミングアウトして、キッパリと離婚して、これからは、ファミリーとして、長男の母親であるpecoさんと共にリンクくんの成長を見守っていこうと決断できて、よかったと思います。
つまりこれが究極の「LGBTQ離婚」と言えます。
ryuchellさんは男性にモテまくり!
https://twitter.com/ryuzi33world929/status/1621434006565945345?s=61&t=toeDhYP0fNcrjznhZpC44g
カミングアウトしてからは、ryuchellさんはある程度自由に自分の道を歩むことができました。
SNSにアップされるご自身の画像は、とても美しく、輝いています。
引用元: instagram.com
そして、男の人の応援がとても増えて、男性からのダイレクトメッセージがたくさん届くようになってきたそうで、本人も喜んでいました。
でも、その反面、誹謗中傷してくる人たちもたくさんいたのですね…
こちらもどうぞ⇓
pecoがすごい理由!
引用元: mdpr.jp
普通の女性は、夫に突然カミングアウトされ
「ぼくは男らしい父親にはなれないし、やっぱり女性より男性が好き」
と言われたら、腹が立つし、口も聞きたくなくなるし。
「じゃ、なんで、私と結婚したのよ?」
「じゃ、なんで、私と子どもを作ったのよ?」
といろんな答えのない疑問が湧き起こり、精神的にも病んでしまうでしょう。
でもpecoさんは、全てを受け入れてryuchellさんを全面的に理解してあげることができたのです。
pecoさんのメンタルの強さと、相手を思いやるやさしさは、とにかくすごいです。
まとめ
世の中には、いろいろなファミリーのあり方があっていいと思います。
他人のことを誹謗中傷しないと済まない人って、心が病んでると思います。
その心の闇をできるだけ早く誰かに打ち明けて、解決して、他人のことをとやかく言わないで、自分の力で幸せを掴んでほしいです。